SLEEPLESS NIGHT
景色が青から黒に変わっていくのを眺めて
空に黄色い光が輝いているのを眺めて
いつもと変わらない 孤独な夜を過ごす
悩み続けた夜は ちっとも眠くならなくて
ベッドから立ち上がっては部屋をウロウロしたり
時にはそんな気力さえもない夜もあって・・・
明けない夜なんてないことが 僕を苦痛にさせる
できればずっと夜であって欲しいよ
眠れぬ夜をいくつも数え そして嫌な朝を何度も迎え
何もいいことのない一日を過ごして また夜になって
眠れぬ夜が一番好きだった 確かに心は痛いけれど
現実味のない夜空と向き合うのが好きだった
「生きている意味なんてねぇんだよ」と叫んでみたり
ただ布団にくるまりながら黙り込んでみたり
けど黙っても 時に些細な音が邪魔をする
好きなあの娘のことを考えてちょっとニヤけていた
全く何を考えているのだろう 僕は一体
どうせ叶いもしない片想いの恋なんだから!
明るいことを考えてみても やっぱり溜息
人生はなんて残酷なのでしょう
眠れぬ夜をいくつも数え そして嫌な朝を何度も迎え
何もいいことのない一日を過ごして また夜になって
眠れぬ夜がとても恋しかった 苦痛の昼間はずっとずっと
光り続ける太陽の光がとても憎かった
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