あたりめJapan 日記頻出用語辞典


当日記でよく出てくる言葉を辞典にまとめてみました。

日記を読んで頂く際に役立ててみて下さい。





あ行

市場橋


か行

木津土地区画整理


さ行

市街化区域・市街化調整区域

下伏間江福田線

新高岡駅(仮称)


た行

高岡

高岡駅

高岡環状南線


な行

中川和田線

南星橋

能越自動車道

能町庄川線


は行

北陸新幹線


ま行

牧野大橋


や行


ら行


わ行

ワンダラー





市場橋(いちばばし)


高岡市街を流れる千保川に架かる橋のひとつ。

都市計画道路
下伏間江福田線の橋である。

老朽化が進んでおり、また重要幹線道路の橋としては非常に狭く危険であるため、現在架け替え工事が行われている。

2008年10月14日に工事のための仮橋設置が終了し、長年使用された旧橋の取り壊しが始まった。


なお、marveの家に結構近い場所にあるため、学校帰りによく工事状況を見に行ったりしている。



市場橋位置図







木津土地区画整理(きづとちくかくせいり)


高岡市が行っている土地区画整理事業のひとつ。

木津地区で計画されているらしいが、よそ者である私は残念ながら詳細を知らない。

(木津地区は上の「
市場橋位置図」の「下伏間江福田線」や「千保川」、「中川和田線」などの文字が書いてあるあたり)

ただ、木津地区は新たな重要幹線道路となる中川和田線が通るほか

数年前、チューエツ工場の跡地に商業施設(スーパー等)や新興住宅地ができたため

今後重要な地区となることは間違いないだろう。





市街化区域・市街化調整区域(しがいかくいき・しがいかちょうせいくいき)


都市計画法によって定められた都市計画区域の区分。


「市街化区域」は、市街化を促進する区域で建物等の建設に対する制限はあまりないが

「市街化調整区域」は、市街化を抑制する区域なので建物の建設に対する制限がものすごく大きい。

というか、よほどのことがない限り原則建設ができない場所の方が多い。


そんなわけで、市のタウンミーティングでも「区域の見直し」についての意見が少なくはない。





下伏間江福田線(しもふすまえふくだせん)


高岡の都市計画道路のひとつ。

下伏間江〜六家(国道8号線との交差)を結ぶ市道のことを指すと思われる。

高岡外環状線の一部で、計画上は全線4車線。

なお、下伏間江以東は
能町庄川線となる。


全て市道だが、将来的に新高岡駅(仮称)と能越自動車道高岡ICを結ぶ重要幹線道路となるため

それなりの交通量が見込まれる。

また、イオンモール高岡へと結ぶ道にもなるため、現在でもかなりの交通量がある。

そのため、周辺には様々な商業施設が建設され始めている。


区間の半分以上が4車線となっているが、城端線踏切から国道156号線までの区間だけは2車線で

渋滞が頻繁に起こる上、千保川を越える市場橋は老朽化が激しく狭くて危険な状態となっている。

そのため、現在では市場橋の架け替え工事が行われている他、近い将来全線4車線化工事が行われるだろう。


イオンモールのオープンにより、閉鎖されていた城端線との交差を開通させてくれという声が多数上がり

2006年2月にとうとう2車線の平面交差で開通した。

しかし、この交差は1996年に3ヶ月間だけ開通した後、市とJRの意見の食い違いで再び閉鎖になったり

アンダーパス(線路の下を道路がくぐる形式)として都市計画が一度決定されていたのを覆されたりなど

複雑な過程をたどってきた。

なお、将来は本当にアンダーパスになるとか。



下伏間江福田線位置図







新高岡駅(仮称)(しんたかおかえき)


高岡にできる
北陸新幹線の駅。

長野、富山、金沢、福井など、北陸新幹線を通過する主要都市の駅の多くは在来線の駅と同じ場所に建設されるが

高岡は現駅より1km以上南のJR城端線と交差する場所に駅が新設されることになっている。

(そのため、城端線には新幹線駅にアクセスするための新駅設置が急がれる)

建設予定地の北には下伏間江福田線が走っており、周辺にはイオンモール高岡やスポーツコアという運動公園がある。

(新高岡駅の位置は「下伏間江福田線位置図」をご参照下さい)


新高岡駅は「新しい高岡の顔」として、「飛越能(飛騨・富山県西部・能登)の玄関口」として機能するよう市が取り組んでおり

1,500台という大規模な駐車場やレンタカーショップの設置など、自動車利用者にとってありがたい駅が計画されている。

それができるのも、高岡は東海北陸自動車道、能越自動車道など道路交通において優位な位置にあるからだろう。


しかし、現在の建設予定地は何も造る気配はなく、何もない田園地帯となっているが

2008年には新駅周辺の市街化区域編入やアクセス道路の設計・測量が行われたようだ。

そのため、2009年以降、2014年(正確には2015年)の北陸新幹線長野金沢間開業に向けて急ピッチで工事が進められるだろう。





高岡(たかおか)


富山県北西部に位置する人口約17万人の市で、県では2番目、北陸3県でも4番目の人口を持つ市である。

旧市制が施行された1889年4月に「日本最初の市」として誕生した31市のうちのひとつでもある。

その31市のほとんどは江戸時代までに名を広めていたような場所であるのに対し

高岡は明治に入ってから頭角を現したことが認められた珍しい場所である。


市街地を離れれば(特に市街地南部)田園地帯が多いが、市街地は商工業都市として発達しており

いわば田舎と都市を兼ね備えた場所である(もっともそんな場所はいくらでもあるが)。


高岡大仏(地元民は三大仏だと言い張っている)、高岡古城公園(高岡城跡で、日本でも珍しい水濠公園)

前田利長公墓所(大名個人の墓所では日本最大級)、瑞龍寺(国宝)、勝興寺など文化遺産にも恵まれており

「近代高岡の文化遺産群」として世界遺産登録を目指しているが、夢のまた夢である。

なお、前田利長公墓所は2008年秋、国の史跡の指定が決定した。


高岡は前田利長が1609年に開いた町で、2009年に開町400年を迎えることになる。

そのため、「高岡開町400年」を盛り上げようと様々なイベントが企画されているが

自分の周囲にいる若者たちがあまり興味関心を持っていないことがものすごく残念に思う。





高岡駅(たかおかえき)


JR北陸本線の駅で、高岡の中心駅。

氷見へと続くJR氷見線、砺波・南砺方面へと続くJR城端線、新湊へと続く第三セクターの万葉線が接続しており

高岡だけでなく県西部の中心駅にもなっている。

そのためか、サンダーバード、はくたか、しらさぎなどの特急もほとんど停車する。


現在、改築が行われており、駅舎の橋上化、南北自由通路の設置

氷見線・万葉線の移設、人工デッキの設置などが行われる。

そのうち、橋上駅舎は2009年度末に完成する予定だ。





高岡環状南線(たかおかかんじょうみなみせん)


高岡の都市計画道路のひとつで、地域高規格道路にも指定されている。

二塚〜高岡IC(国道8号との交差)を結ぶ県道(57号線の一部)のことを指すと思われる。


現在は二塚〜佐野(国道156号との交差)間しか開通していないが、佐野〜高岡IC間も整備が進められており

北陸本線をまたぐ高架の橋脚や祖父川をまたぐ橋などが既に姿を現している。

だが、完成はまだまだ先で、2014年度の開通を目指しているとか。


開通するとその役目は非常に大きい。

二塚より東の延長上にある県道58号線(「南郷大橋」と書かれた道路)は富山の市街地まで繋がっており

(小杉から県道367号、その後県道9号などを経て富山では県道62号となる)

国道8号、旧国道8号(県道44号)に続く第3の富山高岡連絡道路としての役目を果たす他

その途中で北陸自動車道の小杉ICにアクセスすることができ

能越自動車道高岡ICと小杉ICを結ぶ高速道路のバイパスとしての役目を果たせるようになる。

そのため、高岡市民だけではなく、氷見や能登にとってもものすごく大きい道路なのである。

また、新高岡駅(仮称)にも近いためその分の利用も期待できる。



高岡環状南線位置図







中川和田線(なかがわわだせん)


高岡の都市計画道路のひとつ。

城東町(県道44号との交差)〜大野を結ぶ市道および

大野〜北島口(国道8号との交差)を結ぶ県道(73号の一部)・市道のことを指すと思われる。

高岡内環状線の一部で、全線4車線。


高岡駅に近いため城東町〜大野間と大野〜清水町(国道156号との交差)間は既に市の中心部の動脈として機能しているが

清水町〜北島口間は未開通部分が多いため交通量はほとんどない。

だが、チューエツ工場跡地に商業施設(バロー等)や新興住宅地ができたことにより少し賑やかになってきた。

また、それによって南星橋の交通量が多くなり、市場橋同様架け替えが必要となってきている。


南星橋以西の開通区間は暫定2車線ではあるものの、4車線分の舗装ができている。

一方、清水町〜南星橋の区間は古くから2車線道路としてあった道で、拡幅が急がれる。

現在では周辺にある店舗等の移設が行われているようだ。


全線開通すれば清水町〜北島口間もかなりの交通量が期待できるが

下伏間江福田線とは違い、周辺はどちらかと言えば住宅地向きである。



中川和田線位置図







南星橋(なんせいばし)


高岡市街を流れる千保川に架かる橋のひとつ。

都市計画道路
中川和田線の橋である。

市場橋同様老朽化が進んでいる上に狭く危険であるため、架け替えが計画されている。

(歩行者用通路が設置されている分、市場橋よりは安全だが・・・)

しかし、「既に着手されている」ようだが、実際には何か行われている気配はなく、「着工」はまだのようだ。

(南星橋の位置は「中川和田線位置図」をご参照下さい)





能越自動車道(のうえつじどうしゃどう)


石川県輪島市と富山県砺波市を結び、能登半島を縦断する延長約100kmの高規格道路。(国道470号線)

小矢部市と砺波市の境目にある小矢部砺波JCTで北陸自動車道と東海北陸自動車道(2008年7月全線開通)に接続する。

主な通過地は輪島市、穴水町、志賀町、七尾市(以上石川県)、氷見市、高岡市、小矢部市、砺波市(以上富山県)。


穴水町の穴水IC〜志賀町の徳田大津JCT間は「能登有料道路」として1980年までに開通。

1996年3月に小矢部砺波JCT〜富山県福岡町(現高岡市)の福岡IC間が開通した後

1998年4月に徳田大津JCT〜石川県田鶴浜町(現七尾市)の田鶴浜IC間

2000年7月に福岡IC〜高岡の高岡IC間、2004年6月に高岡IC〜高岡の高岡北IC間

2006年6月に輪島市の能登空港IC〜穴水IC間、2007年4月に高岡北IC〜氷見市の氷見IC間が開通した。

現在は輪島IC〜能登空港IC間並びに田鶴浜IC〜氷見IC間が整備されている。

そのうち氷見IC〜氷見市の氷見北IC間は2009年に開通する予定である。


高岡にとっても重要な道路で、もし輪島開通までが叶わなかったとしても氷見〜七尾間の開通が実現して欲しいものだ。



能越自動車道インターチェンジ、パーキングエリア等一覧

施設名所在地開通・未開通
輪島IC石川県輪島市×
三井IC輪島市×
能登空港IC輪島市
穴水IC穴水町
越の原IC穴水町
別所岳SA穴水町・七尾市
横田IC(料金所)七尾市
徳田大津IC志賀町・七尾市
徳田大津JCT志賀町
田鶴浜IC(料金所)七尾市
七尾IC七尾市×
七尾東IC七尾市×
大泊IC七尾市×
県境PA七尾市×
灘浦IC富山県氷見市×
氷見北IC氷見市×
氷見IC氷見市
高岡北IC高岡市
高岡IC高岡市
福岡PA(料金所)高岡市
福岡IC高岡市
小矢部東IC小矢部市
小矢部東料金所小矢部市
小矢部砺波JCT砺波市






能町庄川線(のうまちしょうがわせん)


高岡の都市計画道路のひとつ。

能町(国道415号との交差)〜下伏間江を結ぶ県道(57号の一部)のことを指すと思われるが、詳細は分からない。

高岡外環状線の一部で、全線4車線。

なお、下伏間江以西は
下伏間江福田線となる。


能町〜野村(県道44号との交差)間は自分が物心のついた頃には既に存在していた。

そのうち下田(国道8号との交差)〜野村間の周辺は様々な商業施設が立ち並んでおり、賑やかである。



野村〜蓮花寺(県道73号との交差)間は2005年に4車線で開通した。

県道73号線の交通量は多い方だが中途半端な開通だったため、この間は交通量の多い時と少ない時の差が激しい。


蓮花寺〜問屋町(下図の「問屋センター」のあるあたり)間は未開通で、現在整備が進められている。

開通すれば周辺の開発が期待されるだろう。


そして、問屋町〜下伏間江間という短い区間はおそらく私の生まれる前から存在していたものと思われる。

ここは一日中交通量が少ないというかほとんどなく、蓮花寺〜問屋町間が開通するまではその状態が続くだろう。


下伏間江福田線にまで出ればイオンモール高岡や新高岡駅(仮称)に行くことができるため

全線開通すればかなりの交通量が期待できる。

そのため、一日でも早く開通が叶って欲しいところだ。



能町庄川線位置図







北陸新幹線(ほくりくしんかんせん)


整備新幹線のひとつ。

東京を起点とし、長野、富山、金沢、福井などを通過して新大阪まで至る路線である。

計画当初は「北回り新幹線」という名前だったこともある。

なお、東京〜大宮間は東北新幹線と、東京〜高崎間は上越新幹線と重複している。


詳しいことを書いていると長くなるので、現在の開業・工事状況だけ書いておこう。

まず、1997年10月に高崎〜長野間が「長野行新幹線(のちに長野新幹線)」の名で開業。

現在のところこの区間しか開業していない。


その後、1998年に長野〜上越間の着工が認可された後、2000年に上越〜富山間

そして、2005年にとうとう
新高岡駅(仮称)が含まれる富山〜金沢間の着工が認可された。

これらの区間は2014年度末、つまり2015年3月頃までに開業する予定となっている。

金沢以西に関しては、2009年度に金沢〜福井間および敦賀駅部の着工が認可される予定だ。


認可が早かった長野〜富山間では工事が順調に進んでおり、多くの場所で橋梁が姿を現している。

また、金沢〜小矢部間も同様に姿を現している橋梁が多い。

しかし、富山〜小矢部間、つまり高岡周辺ではあまり工事をしている様子が見られないが

徐々に用地買収が完了しているようで、これから着工に入る場所が多くなるだろう。


なお、敦賀以西はルートが決まっていない。

現在のところ小浜ルート、米原ルート、湖西線ルートという3つの案が出ているが

どれも大きなメリット・デメリットがあるそうだ。



北陸新幹線駅一覧(東京〜高崎間も含む)

駅名所在地開業状況
東京駅千代田区東北・上越と共用
上野駅台東区東北・上越と共用
大宮駅さいたま市大宮区東北・上越と共用
熊谷駅埼玉県熊谷市上越と共用
本庄早稲田駅埼玉県本庄市上越と共用
高崎駅群馬県高崎市上越と共用
安中榛名駅群馬県安中市長野新幹線
軽井沢駅長野県北佐久郡軽井沢町長野新幹線
佐久平駅長野県佐久市長野新幹線
上田駅長野県上田市長野新幹線
長野駅長野市長野新幹線
飯山駅長野県飯山市建設中
上越駅(仮称)新潟県上越市建設中
糸魚川駅新潟県糸魚川市建設中
新黒部駅(仮称)富山県黒部市建設中
富山駅富山市建設中
新高岡駅(仮称)高岡市建設中
金沢駅金沢市建設中
小松駅石川県小松市2009年着工認可か
加賀温泉駅石川県加賀市2009年着工認可か
芦原温泉駅福井県あわら市2009年着工認可か
福井駅福井市駅部のみ建設中
南越駅(仮称)福井県越前市未着工
敦賀駅福井県敦賀市2009年駅部の着工認可か






牧野大橋(まきのおおはし)


富山県西部を流れる庄川で現在建設中の橋。

(牧野大橋の位置は
能町庄川線位置図をご参照下さい)





ワンダラー(-)


英単語「wanderer」は、「彷徨い人」や「放浪者」などの意味を持つ。

しかし、この日記ではmarveが学校帰りなどに行う寄り道のことを指している。

グリーンチャンネルの人気番組「競馬ワンダラー」から由来しているが

全国を旅する競馬ワンダラーと比べてみれば明らかに規模が小さく、移動手段も自動車ではなく自転車である。





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